マルタ留学コラム&ブログ

比較!マルタ大学とオーストラリアの大学との違い

Hello, how are you?
皆さん、こんにちは!

さて、いよいよ学生さんは夏休みが終わり近づいている、もしくはもうすでに終わったという方もいらっしゃるかもしれませんね。
夏休みが終わると、中学3年生や高校3年生は、進路の面談も大詰めに入り、そして最終決定もするようにと学校から言われるのではないでしょうか?
進路を決定する際には、日本の進学だけではなく、海外進学も検討されている方、もしくは海外留学のみを検討されていらっしゃる方も多いはず。
日本の大学だけでも数が多いのに、海外に目を向けたら、まずは国から絞っていかなと、、という状況になりますよね。
そこで、今回のコラムでは、実際にマルタ大学にもオーストラリアの大学にも通った生徒さんの感想をお伝えしたいと思います!

講義

マルタ

レクチャースタイルが多めのようで、比較的日本の教育観と似ているかもしれません。
つまり、事前に予習・講義の後には復習は必要ですが、基本的に授業内で「教えてくれる」という形式が多めです。
日本の教育は先生がこれはこうやって解きます、これはこういうことです、と細かく説明したり、教えてくれますよね。
マルタも日本ほどではないと思いますが(日本の教育はかなり手厚い)、こういったスタイルで講義が進むようです。ただ、やはり日本以上に発表などは課題として出されます。

オーストラリア

大学によっても多少異なるとは思いますが、講義は週に数回のみ。

この講義に合わせて、学生は「準備」をすることが必要です。
講義の前に課題や教材については配信され、その講義の内容は自分でまずは理解をしておくのが“大前提”。
つまり、教えてもらうのではなくて、自分で調べるなりして理解するところまで持っていく必要があります。
それでもわからなかったことを講義の中で教授に質問をします。
わかっている前提で講義が進み、この時間内に各自スライドを作るなど、瞬発的な発表力も鍛えられるんだそう。
とにかく、この予習復習が本当に大変で、毎日寝る時間は4時間程度だったそうです、、。
そもそも、大学に限らず、オーストラリアの教育では、先生はコーチのような存在。
「みんなで考えてみて」、「あなたはどう思うの?」という参加型のアクティブラーニングというスタイルです。
授業で寝ている暇なんてありません(笑)

学生

マルタ

マルタ大学には、もちろんマルタ人と留学生もかなりいます。
留学生の国籍はやはりアジア系の生徒さんは少なめ(中国からの学生さんは最近少し多くなっているようですが、日本人はかなり少ない)で、ヨーロッパからの生徒が多いようです。
ただ、このヨーロッパからの留学生は「エラスムス」という留学制度で来ている学生さんが多いので、仲良くなっても短期間で自国に帰ってしまうというさみしさも…。
でも、各国に友人ができる、と考えればそれもメリットになるかもしれませんね!
そして、マルタ大学生もこのエラスムス制度を使って、他国の大学に交換留学をすることもできるので、マルタ国内のみで考えるというよりは、ヨーロッパという範囲で考えると広い選択肢が見えてくると思います。

オーストラリア

オーストラリア人はもちろんいますが、中国やインドからの学生さんが多いようです。
オーストラリアでは、パスウェイという制度(語学学校から大学に入学するプログラム)もとても人気で、留学生を受け入れる体制も整った国です。
この制度があることで、語学力が心配な生徒さんもしっかりと語学力をアップさせてから進学できます。
オーストラリアの文化として、手に職を、というのがかなり主流の考え方で、TAFEという専門学校へ進学する人もとても多いです。
そして、オーストラリアでは「職人」というのが高収入を得られます。
水道屋さんとかも、年収~千万などというのも一般的。
こういった文化があるため、「絶対大学に」という感覚は、日本やアジアほどは高くないかもしれません。
ゆえに、オーストラリア人もいますが、留学生も大学内には、かなり多くいます。

学費(総評)

学費は、マルタ大学の方が圧倒的に安いと思います。
オーストラリアは、留学生にはかなり高額となりますね…。
ただ、これはやはりオーストラリアの教育の質の高さが表れているとも言えると思います。
オーストラリア国内に大学は、国立は40校、私立が2校しかありません。
この中で2021年の世界大学ランキングにおいて、6大学が世界のTop100に入るのです。
もちろん、マルタの教育の質も決して低いわけではありませんし、幅広く様々なことが学べるのは間違いありませんが、オーストラリアの大学は世界で見ても、トップクラスです。
それゆえの学費、ということも言えるかもしれませんね。


さて、いかがでしたか??
まだまだいろいろな違いもあると思いますが、国を検討する際に参考になればうれしいです。

この比較をみて、どちらが勝っているとか、どちらの方が良い、ということはないと思います。
どちらも多くのことを吸収できる、素晴らしい大学です。
重要なのは、「自分に合うか」「自分がイメージしている海外大学進学に近いか」ということを軸に考えて、選んでいくのが良いと思います。

アットマルタでは、マルタ大学に進学するためのサポートも行っています!
ぜひ、詳細はご相談ください!

See you soon!

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