マルタ留学コラム&ブログ

マルタのSDGsへの取り組み

Hello, what’s up??
皆さん、こんにちは!

この言葉、最近本当に良く耳にするようになりましたよね。
「SDGs」
持続可能な開発目標のSustainable Development Goalsの頭文字を取っています。
これは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された目標。
具体的には、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された“2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す“という国際的な目標で、17のゴール、169のターゲットから構成されています。
SDGsは発展途上国だけではなく、先進国自身が取り組む普遍的なものであり、日本としても現在積極的に取り組んでいる活動です。

(外務省HP参照)https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html

日本でも政府としての取り組みが進められており、教育面においても2020年度から本格実施を迎えた新学習指導要領において、「持続可能な社会の創り手の育成」が明記されました。
これを受け、学校での取り組みにはこのSDGsの内容が盛り込まれ始めているようです。
また、各企業においても、その取り組みが行われています。
では、マルタではどんな取り組みが行われているのでしょうか??

実は、マルタは海洋プラスチック問題を抱えています。
プラスチックゴミが年々増加しているんですね。。

そこで、マルタ環境・気候変動・計画省は「空きペットボトルの回収・払戻制度の導入」を発表しました。
具体的にはどんなことをしていくか、というと…
・14か月間をかけて、“ペットボトル回収・払戻機“を各所350台配置する
・事業者には回収・リサイクルを義務付け

この制度の導入によって、アーロン・ファルギア環境・気候変動・計画相は、ペットボトル廃棄物のリサイクル率を「85%」にまで引き上げることを目標としています。
高い目標を掲げて、リサイクルに力を入れていっているのですが、この力の入れ方は、国がかける予算にも反映されているんです。
マルタ政府は、およそ18億円という予算をかけて、ペットボトル廃棄物の分別等を行うリサイクル中間処理工場の建設も予定しているようです。
これによって、この工場で新規雇用も創出できるんだそうですよ!

“マルタ共和国“のイメージは、透き通るような海、青く広がる空。
Gozo島を含めて、自然がたっぷりと残るヨーロッパの宝石と言われている島。
そして、歴史の流れを感じさせるそのままの姿を愛するマルタ人たちは、今のマルタの美しさを守りたい、という想いだと思います。
私たちができることを、一つずつ。
大切なものを守るために、実践していきたいと思います。
See you soon!

資料請求・お問合せ資料請求・お問合せ



他にもこんな記事が読まれてます!

Monthly Archives