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マルタ留学コラム&ブログ
語学のニュアンスについて
Hi, what’s up?
みなさん、こんにちはー!
コロナ禍で増えたおうち時間。
英語などの「語学の勉強を頑張っている!」という方も多いのではないかなと思います。
今回のコラムでは、この語学を学ぶ時に、実はとても大切な“ニュアンス“について、私個人の経験も踏まえて、少しお伝えできたらと思います!
さて、皆さん、義務教育で習ってきた英語。
“I don’t think so.”
というフレーズ、習ったことがあるのではないかなと思います。
そして、英語を学んだ時に、
“アメリカ人やイギリス人、オーストラリア人など、英語を使う国の人達は「はっきりと伝えることを好む」”
ということを一緒に習った方もいらっしゃるのでは??と思うんです。
…これ、私がそうなんですが。。
No is No、いらないなら、No, thank you.
断るなら断る方が、いい。
日本人ははっきりものを言わない。
といったイメージと共に、英語を学んでいました。
英語圏は、こういう文化なんだろうな、と。
そして、日本人に対するイメージがそうなんだろうから、はっきり伝えよう。
と思っていたんです。
が。。。ここで、一つ、私の体験談。
私はイタリア以外にも、マルタ、アメリカ、オーストラリアに留学をしたことがあります。
この体験はオーストラリア留学をしていた時のこと。
自宅にオーストラリア人の友達が来て、お酒を飲んでいました。
私:“Do you want a beer more?”
友達:“Well, it’s ok.”
その時の私は、YesかNoで返ってくるもんだろうと思っていますので、、
「ん?いいよ?…どっち?」
となって、
“Yes?? No…??”
と聞き返してしまいました。
すると、
“No, later. I still have some.”
と言われました。
おぉ!というちょっと驚きの表情とともに(苦笑)
相手も、日本人からそう直球が来ると思ってなかったのかもしれませんね。。
と、ここで…
「あ、そうなんだ!」
と、私の思っていたイメージが変わった瞬間でした。
日本語でも
「大丈夫。」
と返答することってよくありますよね。
大丈夫、は便利な言葉です。
この大丈夫、は日本語を学ぶ外国人にとっても難しいと言われています。
日本人ならではの
“ニュアンス”
だからです。
It’s ok.
も、それに近い。
okと言っているけど、okじゃない。
いらないよ、だったりします。
この体験談の例がオーストラリア人だったから、というのもあると思いますし、もちろん人にもよるとは思います。
ただ、イメージよりも、Yes Noはそんなにはっきり言わないということ。
先ほどお伝えしたI don’t think soは、剛速球過ぎる言葉なんですね。
つまり、反論しているというか。。ケンカになることもありえるぐらいかもしれません(苦笑)
相手の意見を真っ向から否定してしまうことになるので、自分の意見を伝える時は、日本語と同じように答えます。
「そうですね、あなたの意見は理解できるし、その視点は新しくて良いと思う。ただ…」
というように、相手を尊重することが大切です。
ただ、これが長くならないようにご注意を!
本題に早く入らない、というのも、相手をイライラさせてしまうので。。(日本人は枕詞が多いというイメージもあるので、ほどほどに、が大切!)
こういった生きた語学を学び、身に付けるためにこそ、現地に行って、その文化の中で、その語学を使って生活をしてみるということが、とても大切なのではないかと思います。
もちろん、例えばバーでお酒を飲んでいて、あまりに変に、しつこく誘ってくるようなときは、
No is no.
ちゃんと意思表示は必要ですので、その点はcase by caseではありますが…
文化を体験する中で、「思っていたことと違う!」というのが、語学力の向上にも大きく繋がります。
ぜひご留学中にはたくさんの“違い”を体験して頂けたらと思います!
See you soon!
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