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マルタ騎士団は今も存在している!?


Posted on 2021.12.09

Hello, how’s it going?
皆さん、こんにちは!

まずは、マルタの国内の様子からご報告しますね。
12月6日時点でマルタの1日の感染者数は81名。
週平均にすると、98名です。
毎日マルタの感染者数はチェックしていますが、ここ2週間は、増減はあるものの、ほぼ横ばいくらいなのではないかなと感じています。
以前のコラムやブログでもお伝えしている通り、マルタの感染者数はヨーロッパの影響を受けて増加はしていますが、マルタだけを見ると、比較的感染者数は抑えられていて、国内のワクチン接種率も80%を超えて接種済、ヨーロッパでは一番高い接種率であり、また3回目の接種も始まります。
それゆえか、マルタ国内では比較的落ち着いた雰囲気となっており、日本と変わらないような国内での対応(電車、ショッピングセンター等室内のパブリックスペースではマスク着用)となっています。

学校についてもマスク着用で、現時点でもワクチン接種済の方には”対面授業”が行われています。
医療体制の面でも、今は落ち着いて対応しているようです。

さて、今回のコラムはマルタ騎士団について!
せっかくマルタに行くなら、マルタの歴史も知っているともっと色々なものが見えてくるかもしれませんし、授業で取り上げられることも!
マルタ騎士団って、“歴史上の“というイメージですが、実は今も存在するってご存知でしたか!?
「え、そうなの?!」とちょっと興味を持って頂いた方、ぜひぜひ読み進めてみて下さいね♪

こちら、お馴染みのマルタ騎士団の印

マルタクロス、と呼ばれるマルタ騎士団の十字です。
(余談ですが、アットマルタのパンフレットの表紙にも隠れ、、いや隠れてませんが(笑)、マルタクロスがあるんですよ♪)

そもそも、900年の歴史を誇るカトリック修道会の騎士団であるマルタ騎士団は、中世ヨーロッパ3大騎士団の一つ。
ちなみにこの3大騎士団とは、テンプル騎士団、ドイツ騎士団、そしてマルタ騎士団の3団体といわれています。
設立された目的は、聖地であるエルサレムまでの巡礼者が病気や怪我をした際に、手助けをしたりするなど、奉仕活動を行うこと。
「騎士団」というと鎧を着て、盾を持って…というイメージが強いのですが、元々はキリスト教信者を助けるため、というのが目的だったわけなんですよね。
それもあって、設立当初は軍旗を持たない騎士団でしたので、先ほどの印のある旗は後に作られることになります。
時を同じくして、ヨーロッパでは有名な十字軍の遠征が行われていました。
そのうちにマルタ騎士団もこの十字軍の戦いに駆り出されるようになり、だんだんとメインとなる活動内容が変化…。
当時、敵対していたイスラム勢力との戦闘に参加していました。
歴史上でも、このイスラム勢力との長年にわたる戦いで、特に有名なのが「グレートシージ」と呼ばれる大包囲戦です。
マルタ騎士団とオスマン帝国軍の最終決戦となったのがこの大包囲戦。
1565年5月、オスマン帝国の大軍48,000人が、騎士団を倒すために、一気にマルタに押し寄せてきました。
さて、それを迎え撃つマルタ側の軍勢は…!
約8000人兵士、540人の騎士、そして4000人の地元民!
…この時点で、「え!?数に差がありすぎません!?」と思いますよね!?

その通り…これがのちに9月8日、マルタの祝日である「Victory day(勝利の日)」になるわけなので、ミラクルが起こるわけです!!
この少ないマルタ側の兵力を率いるのは、当時の騎士団長のジャン・パリゾ・ド・ラ・ヴァレットです。
ヴァレット、ヴァレット…あ!ヴァレッタの響きに似ている!?!?
そうなんです、現在の首都ヴァレッタの名前の由来になっているのが、この方なんですね!
長期戦となり、どちらも苦しい戦いが続きましたが、最終的にはマルタ側が粘り勝ちというところでしょうか、カトリック勢力からの援軍も到着し、ついに9月8日にオスマン帝国軍はマルタから撤退していきます。
ゆえに、マルタではマルタ騎士団は英雄と称されるわけなんですね。

その後、16世紀のヨーロッパにおける宗教改革が起きたことで、マルタ騎士団は徐々にその権力を失っていき、1798年、ナポレオン・ボナパルトのマルタ侵攻の際、ついに騎士団はマルタ島を追われてしまうのです。
その後は?というと、拠点をローマとして、現在も本部はローマにあります。
現在も、ということは、つまり!
今でもマルタ騎士団は存在しているということなんです!
そして、領土はないものの、本部の建物は「マルタ騎士団国」としての治外法権が認められており、外交活動もしています。
ちなみに、国民(騎士)は、コインやパスポートも独自で発行しているんです!
現在は活動の中心を当初の目的に戻し、医療奉仕や災害があった地域などで様々な奉仕活動を行っています。

このマルタ騎士団にゆかりのある場所が首都ヴァレッタには、多く残されており、観光名所にもなっています。
聖ヨハネ大聖堂や騎士団長の宮殿、聖エルモ砦、騎士団施療院、マノエル劇場などなど…。
特に聖ヨハネ大聖堂は、洗礼者聖ヨハネを称えるためにマルタ騎士団によって建てられた聖堂。
1578年にマルタ人建築家ジェロラモ・カッサールの手によって完成しました。
この大聖堂、驚くなかれ…外観とからは中の様子は一切イメージできない程。。
ギャップがスゴい!!
外観は質素なのですが、中に入ると豪華絢爛!


by M.Peinado via Flickr


by Juan Llanos via Flickr

驚くこと間違いなしなので、マルタに行った際にはぜひ足を運んでみて下さいね!

いかがでしたでしょうか?
マルタ騎士団のことを少しでも知っていると、マルタの観光名所に行っても、授業でも理解が深まるかもしれませんね!

See you soon!





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