マルタ留学コラム&ブログ

世界遺産

みなさん、こんにちは!

2021年7月に、世界遺産委員会が開かれ、新しい世界遺産の登録が発表されました!
今回、日本では2つの新しい世界遺産が加わったのですが、ご存知ですか?

★奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島
★北海道・北東北の縄文遺跡群(三内丸山遺跡など)

これで日本の世界遺産は25件!
京都や富士山など日本を象徴する場所がたくさん登録されていますが、日本人の私たちにとっても人気のエリアである沖縄と北海道が仲間入りしたのは嬉しいですね!

マルタ留学中に知り合ったクラスメイトやマルタの街の人たちに、日本の紹介をすることもあるかと思いますので、
「行ったことがあるよ!」とか
「ここは景色が最高!」とか
「ここに行ったら必ずこれを食べて! 」など
日本を代表する観光スポットや名産品などを英語で説明できるようにしておくと、話が盛り上がるかもしれませんね!

さて、世界遺産といえばマルタ共和国も素晴らしいものを持っています。
マルタの世界遺産は3つ。全て1980年に、文化遺産として登録されました。

★ハル・サフリエニの地下墳墓
★ヴァレッタ市街
★マルタの巨石神殿群

ちなみに世界最多の世界遺産を持つのは、イタリア
今回、新たに3件が登録されて合計58件!2019年まで同数だった中国(今回で56件)を少しばかり上回りました。

ところで、世界遺産と認定されるためには、10項目の「世界遺産登録基準」のうち、1つ以上を満たす必要があるのですが、マルタの世界遺産はどの項目をクリアして世界遺産となったのかというと…

・ハル・サフリエニの地下墳墓
(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。

・ヴァレッタ市街
(1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
(6) 顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品と直接にまたは明白に関連するもの。

・マルタの巨石神殿群
(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。

マルタでそれぞれの場所を訪れたら、「こんなところが登録基準にあてはまったのかも?」と思いながら見て回るのも楽しいかもしれません。

世界遺産とは、“人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つ物件”。
小さな島国マルタの中に、大きな価値を持つ遺産が3つもあるなんてすごいですね。
綺麗な海と陽気な気候を楽しみながら、この島がたどってきた歴史や長く残されている伝統や文化にもぜひ思いを巡らせてみてください。

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