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パフォーミング・アーツとは?

Hello, how are you?
みなさん、こんにちは!

さて、突然ですが「パフォーミング・アーツ」という言葉をご存知ですか?
日本ではあまり馴染みのない言葉かもしれませんが、ヨーロッパではよく知られた芸術分野。
単語からなんとなく、演技とか舞台とかに関係しているのかな?と想像しますが、具体的にどのようなことを指すのか、今回のコラムでは、この「パフォーミング・アーツ」について、少しお伝えしたいと思います!

まずは、この言葉の意味から!

・パフォーミング‐アーツ(performing arts)
演劇・舞踊など、肉体の行為によって表現する芸術。公演芸術。舞台芸術(引用元:小学館/デジタル大辞泉)

・パフォーマンスアート(英: performance art)
芸術家自身の身体が作品を構成し、作品のテーマになる芸術である。また、特定の場所や時間における、ある個人や集団の「動き」が作品を構成する芸術の一分野である。(引用元:フリー百科事典『ウィキペディア』)

一般的には、「舞台芸術」と訳され、音楽、演劇、舞踊を三本柱とする、“肉体を使って表現される芸術”のことを「パフォーミング・アーツ」と呼ぶようですね。
日本の伝統芸能である、歌舞伎や能・狂言・文楽、音楽のコンサートやライブ、オペラやバレエといったものが代表的なものとして挙げられるでしょうか。さらに、朗読や落語、コント、などの演芸も含むという考え方も。

いずれにせよ、日本語に訳した時に「舞台」という言葉が入っているので、どうしても舞台上で行われる、装飾や照明などの演出を加えた「公演」をイメージしますね。
ですが、パフォーム(perform)という言葉にはそのような場所の限定はなく、「動き」があればOKと考えるのがパフォーミングアーツ。

・自分の身体を使った“行為”が芸術作品である。
・劇場やギャラリーといった特定の場所にとらわれず、様々な空間で行われる。
・演者と観客の境界が曖昧なことも多く、観客を巻き込んだ演出も多数存在する。

そうやって自分自身を作品としてアートを提供するアーティストと考えると、俳優、声優、ダンサー、歌手、奏者などはイメージしやすいですね。
調べていると、日本人のパフォーミング・アーティストとしては、オノ・ヨーコさん、草間彌生さんの名前が多く見られました。ご自身のパフォーマンスそのものが「作品」である、ということなんだそうです。

ここで、単純に「アート」・「アーティスト」というのと何が違うんだろう??
と、個人的にも疑問に思ったので、ネット検索。。!
その中で、私なりに納得できたのは、、、

・美術(純粋)芸術(Fine Arts)では、画家が描いた絵画作品、彫刻家が制作した彫刻作品などは、芸術家にとって「自分の子」や「分身」と言える存在。
・舞台芸術(Performing Arts)では、作品自体が自分自身。何か役を演じたとしても、「作品(役)」と自分を別のものとして切り離せないもの。

素人が簡単に「こうです!」と言えることではないのは重々承知しておりますが、これからまた様々なアートに触れる時には今までと少し違った発見ができるかもしれないなと思いました。

パフォーマンスとは何か。
アートとは何か。
アーティストとは、作品とは、表現とは…?

こうしたことを深く学んでみたいという方は、まさに「パフォーミング・アーツ」というコースを設置している大学や専門学校があるので、アーティストとして活躍したい方も、その裏方で携わりたい方も、その歴史や様々な土地の文化的背景を知ることで、より感動を生む表現や作品ができるのではないかと思います。
アットマルタがご紹介するマルタ大学でも学ぶことができるので、海外大学への進学というのも候補にしてみてくださいね。
マルタ大学に関するご質問はアットマルタへ、お気軽にご相談ください!

See you soon!!

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