マルタ留学コラム&ブログ

街の中心と家庭の中とでこんなに違う?マルタのお正月事情

Happy New Year!
みなさま、明けましておめでとうございます。

アットマルタは1月5日から、2026年の営業をスタートしました!
今年も健康に、元気に、そしてたくさんのお客様との素敵な出会いがあるよう願いを込めて、スタッフ一同で初詣にも行ってきました。
本年もアットマルタをどうぞよろしくお願いいたします。

さて、みなさまはどんなお正月を過ごしましたか?
日本のお正月といえば、家族みんなでお正月料理を囲んで賑やかに……というイメージがありますよね。
では、マルタではどんなお正月を過ごすのでしょうか?
ということで、今日はマルタのお正月についてご紹介します。
マルタの首都ヴァレッタでは、大晦日の夜にカウントダウンイベントが開かれ、音楽や花火で盛大に新年を祝います。

この瞬間ばかりは、街全体がクラブのような雰囲気になり、大いに盛り上がります。
ただし実は、マルタでは家庭単位でお正月を特別にお祝いする習慣はあまりありません。
というのも、お正月はクリスマスの延長のような位置づけだからです。
12月25日のクリスマス、26日の聖ステファノの日、そして1月1日の元日まで、祝祭の時間がゆるやかに続いていきます。

そのため料理に関しても、「日本ならおせち」「イタリアならレンズ豆」といった、「これがお正月料理です」と言えるような定番は、実はありません。
元日の食卓に並ぶのは、新年のために用意した特別な料理というより、クリスマスに作ったお肉料理や付け合わせを温め直したものが中心です。

……というわけで、今日はお正月料理の代わりに、マルタの冬らしいメニューをご紹介します。
冬によく登場するのが、《ソッパ・タル・アルムラ(Soppa tal-armla)》という豆と野菜のスープです。

肉はほとんど使わず、白豆や季節の野菜をことこと煮込んだ一皿。
お祝いのごちそうというより、年末年始で少し疲れた体を整えてくれる、家庭的な味わいです。

人が集まる場で欠かせないのが、《ビギッラ(Bigilla)》
そら豆をすりつぶし、にんにくとオリーブオイルで仕上げたペーストで、パンにつけて少しずつ食べます。
会話を楽しみながら、つまむように味わうのがマルタ流です。

甘いものなら、《イムアーレット(Imqaret)》

デーツのフィリングを包んで揚げたお菓子で、糖蜜とスパイスを煮詰めた、ほろ苦さの残る甘さが特徴です。
冬のおやつとして、お正月にもよく登場します。

というわけで、家の中では素朴で家庭的で静か…。家の外では盛大なカウントダウンパーティー…と、内と外とで随分カラーのちがうマルタのお正月。
もしマルタで年を越すことがあったら、昼は静かな食卓を、夜はカウントダウンの熱気を、ぜひ両方味わってみてくださいね。

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