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マルタ留学コラム&ブログ
Daikiさんによるマルタ留学情報 その②
Hello, everyone!
皆さん、こんにちは!
昨年より、LSCマルタにご留学中のDaikiさんより、2025年最初のコラムが届きました!
今回はマルタの語学学校での授業について詳しく書いてくださいましたので、皆さまぜひご覧ください!
約1ヶ月半LSCの授業を受けて感じたこと
こんにちは!LSC Maltaに留学中のDaikiです。
あけましておめでとうございます。2025年ですね。毎年新しい年の字面に慣れるまでには数ヶ月くらいかかるのですが、今年はなんとなくすでにしっくりきています。
マルタで過ごした初めての年越しは、学校の先生と一部のクラスメイト達とレストランで食事しながら過ごしました。カウントダウン直後にバレッタに向かったのですが、マルタってこんなに人いたんだって思うくらい混んでました。笑
さて、そんな年越しムードも過ぎ去り、通常通り学校が始まりました。気づけばMBAコースの授業開始までもうあと1ヶ月と少ししかないことに気づき、若干焦りはじめている今日この頃です(4ヶ月のアカデミックイングリッシュコースでも、開始のタイミングと休みの期間を鑑みると実質3ヶ月とかだったりするんですよね笑)。
そこで今回は、約1ヶ月半LSCの授業を受けて感じたことについて書いてみようと思います。なぜこれを書こうと思ったかというと、私が今まで日本で受けてきた教育文化と、他の国から来ている生徒のそれが大きく違うように感じ、言語化してみたかったからです。
まず大きな違いを挙げるとすれば、授業中の発言量の差です。
LSC(おそらく他の学校でも)では、他人が発言し終わったら先生が指してくるのを待たずして話し始めることはなんら問題ないとされています。前の生徒の発言内容に同意したり、自分の意見を進んでコメントしたりする生徒が多いです。そうするとそこから議論が始まって、いろんな生徒が各々の意見を自由に発言しはじめます。ディスカッションの時間じゃないのに自然発生的にディスカッションが始まり、そしてそれを積極的に良いものとして捉えている雰囲気があります。先生も生徒も一緒になって授業を作り上げていくスタンスが個人的にはとても新鮮であり、同時に難しくもあると感じました。
日本の学校の場合、先生が順番に名指ししたり、あるいは暗黙的に順番が決まっていたりする場合が多く、意見を聞かれてもいないのにクラスメイトの発言に勝手にコメントすることはほぼないかと思います。日本の授業は形式的に教える内容が整理されており、その文化の中で育った自分は自由闊達な海外の授業の雰囲気に慣れるのに少し時間がかかりました(日本人がシャイで静かと言われる理由ってたぶんこの辺にあるんだろうなと感じました)。
日本の小中学校とかでズレたことを言うとクラスメイトに笑われたり、輪を乱すとちょっと怒られるみたいな雰囲気って若干ありますよね。今でこそ、あぁそういうのあったなーって懐かしく思えますが、その当時の価値観が自分の中で思ったより内面化されていて、無意識に何も言わずに過ごしてしまっていたんです。 ですが本来はその価値観を海外の授業にまで当てはめる必要は一切なく、言いたいことがあるならばその場で素直に表現しても良いはず。ということに気がつきました。この手の話は留学体験記などにいくらでもあるので知ってたつもりだったんですが、いざ自分が実際に体験してみるとその衝撃はけっこう大きいです。
なので、これからマルタに留学に来る方は、ぜひ少しでも積極的に自分の意見を伝えるトレーニングをしておく事をお勧めします!
英語力そのものも大事ですが、マインドセットの部分も大事です!せっかく留学にきているなら英語の運用能力を高めて流暢に話せるようになるだけでなく、コミュニケーションそのものに文化レベルで適応できるようになるための努力も必要だと思います。個人的には、さらに多くのディスカッションや自身の意見を述べる機会が多いであろうMBAコースに入る前に気づけてよかったです。
とまあそんな感じで、自分の価値観が思った以上にガチガチに縛られてたことに気づいて少しハッとした年始の授業でした。少しでも授業の雰囲気が伝わってくれると嬉しいです。
新しい1年の始まり。
これから留学にご出発される方、今年はマルタに行ってみよう!とお考えの方、ぜひDaikiさんのアドバイスをご参考に、英語学習とその準備をしてみてくださいね。
See you soon!
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