マルタ留学コラム&ブログ

マルタの古都「イムディーナ」

2018.11.16

Hello Malta lovers!!

みなさん こんにちは!
いかがお過ごしですか?

早いもので街もクリスマスモードですね!
時の速さが恐ろしいです💦

さて、先週お伝えしたように、本日はマルタの古都「イムディーナ遺跡」をお送りいたします!

マルタ本島の中央部に位置し、主要個所からバスがたくさん出ていますので、比較的交通の便は良いです。

首都が現在のバレッタに移る前は、マルタの首都として栄えていました。
現在も聖職者や旧貴族などが住んでいますが、その数は少なく現在では「静寂の街」と呼ばれています。

 

バス停を降り、少し歩くとメインゲートが出迎えてくれます。

メインゲートの門は1724年、当時のマルタの騎士団長によって建設されました。

戦利品を運ぶライオンが左右を飾ります。

正門を抜けると中世貴族の家具や銀細工、絵画、本や武器を展示している博物館の前には大砲が!
右手にはイムディーナ最古の建物の一つで、当時は貴族のお屋敷だったパラッツォ・ファルゾーン(ノルマンハウス)があります。

お屋敷の入り口にはマルタ十字が!
そしてイムディーナという都市は、ローマ遺跡の上に築かれた都市だといわれています

その名残は街のあちらこちらに見ることができます。



街を歩き始めると、たまたまご帰宅の聖職者の方をお見かけしました。
何度も訪れたこともあり、学生時代はイムディーナ遺跡の研究を専攻していたというマルタ人の知人も初めて見る光景に驚いていたようです。

お宅の一つ一つは素晴らしい彫刻が施されており、こちらは鎧や衣装などが描かれています。本当にどの建物も素敵でした。
博物館になっている建物もあり、中にはマルタ出身、深いかかわりのある著名人の紹介や、当時の重要書類など様々なものが展示してあります。
伝統工芸のマルタレースの歴史や、当時の録音機なども展示してありました!面白いですね!



メインストリートには聖母マリア様の像が見守ってくださっていました。

奥へ進んでいくと開けた広場に出ます。そこにはかの有名な聖パウロ大聖堂のお出ましです。
カラヴァッジョ派の画家のフレスコ画作品、「聖パオロの難破」など計5点を見ることができます。

昔統治下だったイギリス文化の名残りとしてこんなものも!
イムディーナ遺跡だけではなく、マルタ市内で多く見かけます。

沈黙の街と言われるだけあり、少し小道に入ればだれも人がいない不思議な街です。

マルタは蜂蜜の街と称されており、街並みも黄金のようです。
もし写真を撮られる際は、少しはっきりした色のお洋服を着た方が写真映えすると思います!

散策が終わったら、街を一望できるフォンタネッラというレストランで一息つくのがおすすめです!



いつもとても混んでいるので、事前に予約しておくのもいいかもしれません。

マルタに来たら、必ず味わってほしい、パスティッツィマルタコーヒーもお忘れなく。
サクサクでたくさんの味が楽しいパスティッツィと、ハーブの香り豊かな少し変わった味わいのマルタコーヒーの組み合わせもおすすめです。



それではまた来週!
See you next week and have a lovely days…♡




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